玄海・秋田と100km連チャンが終わった。どうも例年、5月の萩往還と9月の玄海が終わった直後は、燃え尽きたわけではないのに、走るのをサボってしまう。秋田遠征から帰ってきて、仕事は忙しくなるし、2週連続でダッチオーブン関連のイベントにも参加するし（True Camp、風の杜オフ会）で、秋田後2週間、全く走らなかった。

　 今月唯一の大会参加は、「三瀬村ざっといかんばい林道マラソン」。アップダウンの厳しい林道のフルマラソン、平地より30分くらい遅くなってしまう。そこで今回はメディカルランナーに登録、急いで走る必要はないし、堂々と最後尾を走れるという理由からだった。
　前日は三瀬の農家民宿・具座に泊まり、当日5時半起きると、オニギリを作っている最中だった。
　会場に着いて、血圧測定などのメディカルチェックをお手伝い。そして9時、フルマラソンがスタートした。
　今回は最後方の集団について走る。全員がスタートしてから走り出した。だいたいキロ6分半〜7分ペース。井手野エイドを過ぎると徐々に上り勾配がきつくなり、最後尾グループは歩きと変わらないようなスピード。我慢出来ず、ゆっくり走りながら高山十字路のエイドへ。エイドをスタートすると、早くも先頭グループが折り返してきた。ほぼ倍のスピード。
　今年からコースが脊振町側に延びた。第一折返しまで、長い上り・下りが続く。眺めは良いが、疲れた。12km・第一折返しを1:35で通過。最後尾ランナーがかなり遅れていたので、車や自転車で巡回している救護班に任せることにした。折り返してから、足の筋肉痛や胃腸の不調で呼び止められることが数回あった。再び高山十字路エイドに戻り、今度は第二折り返しへ。その時、誰か倒れているという声が聞こえ猛ダッシュ。幸い、足をつって横になっていただけでした。こんなことで行ったり来たりするのも結構しんどかった。折り返してきて3度目の高山十字路エイド。ここからブラインドランナーの柳川さん等と一緒に走り、最後は4人でゴール。タイムは5時間48分くらい、メディカルランナーじゃなかったとしても今の実力ならこの程度だったでしょう。

　

鹿肉カレー

武雄在住のウルトラランナーで陶芸家の山口さんから、武内町日の出日の入り耐久リレーマラソンの案内が届いた。これはチーム（または単独）で夜明けから日の入りまで走る距離を競う大会だが、20回記念の今年は24時間走の部が設けられた。参加する予定だったのだが、これまた鉄鍋のイベントが重なってしまった。せっかくなのでダッチオーブン料理を差し入れし、26日早朝、川崎町・ラピュタファームでの食と農の達人祭へ向かうことにした。
　その料理がこの写真、走るウルトラ飲兵衛氏等にもらった鹿肉3kgをメイン食材にしたカレーである。カレー作りに取りかかったのは24日の夜中、出来上がりは25日の朝8時、それから仕事に行き、夕方武雄へ。現地到着は21時だった。真剣に走っているランナーもいるが、食べたり飲んだりしているランナーの方が多い感じ。早速、ご飯を炊き、カレーを温める。スパイシーなカレーは、眠気も吹き飛ぶようで好評だった。
　もちろんこの日は料理だけ、走る支度はしてこなかった。しかし、竹の灯籠がきれいだから1周だけでもしたらと言われ、カメラを持って走ってみた。会場を出ると真っ暗、そこに手作り、様々な形の灯籠が並べられていた。約1km、のんびり走り、そして缶ビール、そして爆睡。朝の6時過ぎ、叩き起こされ、慌てて飛び起き、川崎町へと向かった。

　少しは走る気になるかと思って、ランナーズのオクトーバーランにエントリー。参加賞のロングタイツが欲しくてエントリーしたが、走る気力は全く無し。走ったのはわずかに4回、70kmにも届かなかった。