GW前から生活環境がガラッと変わった。走る時間が取れない。無気力状態も相変わらずで、週末に時間が取れても走らない。こんな状態でにちなんおろちに参加しようというのだから、ウルトラを甘く見ているとしか言いようがない

　萩往還が終わってここまでわずか7日、83kmしか走っていない。練習で6時間走るのは実に久しぶりである。一週間後に控えるにちなんおろちに備え無理はしたくないが、どの程度走れるか体調を把握しておきたい。
　当日7時起床、8時に博多のメンバーと合流して瀬板の森へ向かった。駐車場に車を置き、エイド・周回チェックの場所まで歩いて移動した。練習会に参加するのは2月の林道to林道マラニック以来だが、6時間走は初めてである。クラブとしても久しぶりで、25人が参加した。今回は南口駐車場と北口駐車場との間を往復して距離を記録するもので、コースはほぼ平坦、距離は往復で約5kmある。瀬板の森は以前練習コースにしていたが、東口から入って階段などアップダウン激しい北側散策路をよく走っていた。
　記録会は9時にスタート、最初の1周目はおとなしく正規の往復コースを走ったが、2・3周目は北側散策路に足を伸ばした。暑かったし、またまともな練習をしていなかったので、直ぐに足をつった。スピードも落ちて、休憩時間も長くなった。結局4周目からは、元の往復コースに戻した。それでも足をつる。トイレに入って鏡を見たら、頬がこけていた。6周目は歩いた。歩いていても足をつったが、後半はまじめに走った。結局5時間33分で6周＋北側散策路2往復の合計37.2kmを走った。
　練習会の後は例によってとり正で打ち上げ。減っていたはずの体重は、アッという間に元に戻った

今年も暑かったにちなんおろち

子供達と水遊び、ではありません（下阿毘縁集会場） 詳しい完走記と写真は天体界道にちなんおろち完走記

　初リタイヤの萩往還から一ヶ月半、走ったのはわずかに10日で、144kmだった。昨年の四万十川UM前よりは少し多いが、故障でもないのによくサボったものである。昨年は萩の後も長めのマラニックを何回か走ったりしていたので、初めてのリタイヤでこうも気力が萎えるものかと自分でも呆れていた。一時は参加を断念しようかとも思ったが、青馬会RC入会後の初レースでもあり、顔だけは出そうと日南町へ向かった。
　前日夕方、日南町入りした時はかなり蒸し暑く、仮眠場所の体育館も熱が籠もって寝苦しかった。当日も暑くなった。しかし去年の猛暑を思えばまだいい方だろう。足の調子は意外に良く、林道に入るまでいいペースで走れた。山の中にはいると気持ちいい風が吹いており、前半50kmを5：09で通過、去年よりだいぶ早い。ただ、昨夜飲み過ぎたせいか、腹の調子が悪く、何度かトイレに駆け込んだ。
　山の中ではさすがにペースが落ちた。特に63km、多里小学校を出てから70km手前のコース最高点まできつい登り坂が続き、歩く方が多くなった。峠を越えて再びスピードアップ、80kmを過ぎて自己ベストを意識し始めた。90km過ぎ、12時間を切っての自己ベストが射程圏内。そして、昨年タイムを1時間以上短縮する、11：46でゴールした。無事完走できて一安心。練習をしていなかったのに100kmのベストタイム、ちょうど良い休養だったと言うことだろうか。

　5月に続いて今月も月間200kmがやっとという情けない状況だった。
　一昨年のサロマ湖に始まったウルトラ挑戦も2周年、この1年間にウルトラは7回参加して完走は6回だった。出過ぎたとは思っていないが、大会が続いたりで後半に失速することが多かったように思う。