7時頃目が覚めた。雨は降り続いている。早くも何人か起きて、コーヒーを飲んだりビールを飲んだりしていた。朝食にとラピュタファームからパンの差し入れ。しばらくしてRKB「アウトドアプログラム遊」のスタッフの方たちが到着。昨年の「思いっきりトムソーヤ」15分番組から30分番組に昇格である
9時頃から受付、火の準備とだんだん慌ただしくなってきた。早くも焼いたベーコンの香りが漂いはじめた

雨も上がった。10時に主催者として挨拶、ディナーベルの合図とともにクックオフがスタート
今回のクックオフではTV取材とバンドの演奏が入っていたこともあって、進行に工夫を凝らした。以前別のクックオフに参加したときに感じたのだが、一斉にスタートして料理が出来上がるとディナーベルで合図というやり方だと、早く出来上がった料理はアッという間になくなり、また料理を作っている最中に鳴っても食べにいけないことがあるというのが気になっていた。そこで今回は一ヶ所に料理を集めて13時からみんなで試食するようにした。できあがりを試食開始時間に合わせてもらい、さらに食べながらバンドの演奏を聴こうというものである
ディナーベルの鳴らない静かなクックオフ。しかしみんなわいわい賑やかに料理を作り、そしてあちこちから美味そうな匂いが漂ってくる。途中12時過ぎにDOC'S BANDによるカントリーミュージックのライブ演奏第一部が始まった。演奏に合わせて踊る人もいる

この間主催者は受付をしたり、写真を撮ったり、見学者の相手をしたり、JDOS九州の運営に関して打合せをしたり。何とか一品と思って、12:30から茶碗蒸し作りに取りかかった。しかし時間がない。蒸し始めたのは12:50、13時の試食開始時間を主催者が遅らせるわけにはいかない。余熱に期待して、料理を運ぶ

13時、テーブルにダッチオーヴンがずらりと並んだ。ディナーベルを合図に一斉に蓋を開ける。しかしまだ食べられない。TVの撮影である。端から順番に料理を紹介して、その料理を全部レポーターが試食していく。それが終わったところでようやく試食開始となった。ドックスバンドのメンバーも試食に加わる。主催者の思惑通り、料理はどれもきれいになくなった

一段落したところでDOC'S BANDのライブ演奏第二部が始まった。美味いものを食べ、アルコールも入り、みんな乗りに乗っている。菊池会長さんもステージで一緒に歌い始める
15:30、大盛況のうちに復活九州クックオフは閉幕した。次回秋のクックオフでの再会を誓って。解散してから集合写真の撮り忘れに気が付いたが、何はともあれ無事終了した。
クックオフが終わって見送りのため博多へ。帰りの便まで少し時間があるとのことだったので、菊池会長さん、山崎さんと長浜の屋台で打ち上げ。試食タイムもライブ演奏も好評だったが、参加者が少なかったからこのやり方で上手くいったのかもしれない
5月に入って関東・関西・中部とクックオフが開催される。10回記念の関東クックオフが終わって数日後、菊池会長さんから電話がかかってきた。「関東クックオフも3回の試食時間を設け、間にライブ演奏を入れてやってみました」