天文写真 2012
2012年、最も注目を集めた天体現象は、5月21日に日本の広い範囲で観察された金環日食。
北九州では90%くらいの日食が観察されることになっていたが、診察中で観察できなかった。せっかくなので、国立天文台に掲載されていた金環日食の画像を載せます。
その16日後に、金星の太陽面通過が観察された。
金星の日面通過は前回2004年6月に観察されたが、次回は2117年12月と105年後。それまで生きているはずがない。金環日食に比べたら地味だが、極めて稀な天体現象で見逃す訳にいかない。早起きしてカメラの準備に取りかかった。
太陽の撮影なので、NDフィルターを用意すべきところだが高価で、このためだけに買うのも。そこで真っ黒に感光したX線フィルムを切って2枚重ねにしてフィルターに挟んだ。
金星太陽面通過アニメーション金星太陽面通過アニメーション
使用機材 Canon EOS 7D+EF70-200mm F4L IS USM(トリミング)

■ 金星太陽面通過 2012年6月6日

7:12、第1接触

7:18、金星の影が大きくなる

7:28、第2接触

7:40、金星太陽面通過中
■ 金星太陽面通過アニメーション AM 6:45〜AM 8:16

■ 金環日食 2012年5月21日(国立天文台のギャラリー:太陽より
U-san's Photo Gallery Top
Copyright(C) 2013 Uemura Naika Clinic(U-san),All rights reserved.