さがん がばいウルトラ 葉隠走友会主催
第3回 佐賀城本丸ウルトラマラソン150km
島義勇・江藤新平133回忌追悼MEMORIAL RUN
 葉隠走友会主催の佐賀城本丸UMは、元旦に佐賀城をスタートして、富士町・観音峠・七山村・唐津を経て名護屋城へ、2日に同じコースを佐賀城まで走る。今回で3回目、一年を占う、正月恒例走り初めとしてすっかり定着した。といっても、集まるのは葉隠走友会の川浪・永尾さんと、北九州ウルトラRCのメンバーなど、いつもの仲間である。
H19年1月2日、佐賀城ゴール記念撮影
佐賀城本丸歴史館「鼓の胴の松飾り」前にて

■ 平成19年1月1日 佐賀経由で唐津へ---初日打ち上げ
13時過ぎに出発、黒崎駅で西田さんと合流し、15時、佐賀に到着。県庁の駐車場に車を止め、バスで駅へ向かい、缶ビールを買って、15:21発の唐津行きに乗った。昨年同様、ボックスシートのローカル線、早速、西田さんと乾杯した。いい気分で唐津着、大手口から17時のバスで名護屋城博物館へ。バスに乗っている間についに雨が降り出した。

 18時前、民宿富士に到着し、風呂で体を温めた。元旦早々集まったのは、佐賀城から走ってきた川浪・澤田さんとサポートの永尾さんに我々二人。座敷には大量のお酒が用意されていた。殆ど空になっていた一升瓶、昨年ほど寒くはなく、走っている間に殆ど飲んでしまったらしい。初日の打ち上げでもよく飲んだ。明日、大丈夫だろうか。
 ちなみに今回は、「島義勇・江藤新平133回忌追悼」、というサブタイトルが付いていた。後日、「明治維新・佐賀の乱と島義勇・江藤新平をより深く知っていただくために、司馬遼太郎『歳月』のご一読をお勧めします」、という手紙が届いたが、もちろん打ち上げの席で、「島義勇・江藤新平」に関する話は全く出なかった。最後は、博多手一本で締めて、お開きとなった。
初日の打ち上げ

■ 平成19年1月2日 佐賀城本丸ウルトラマラソン(復路)
■ 前半:民宿富士スタート〜唐津〜浜玉〜七山村〜観音峠
 AM4時に起床、民宿玄関前で記念撮影して、AM5時5分にスタートした。二日目、全区間走るのは、川浪・澤田・西田・植村の4人、永尾さんは今日も車でのサポートとなる。小雨が降っていたが、気温は昨年より高めで走りやすかった。しかし練習不足、スタート直後から足が動かない。名護屋大橋を渡り、唐津北高方面へと右折するとしばらくは緩いアップダウンの連続となる。全員あまりペースが上がらない。唐津市街は産業道路を走り、最初のコンビニで休憩。少し雨足が強まり、EPICに着替えた。7時半に舞鶴橋を渡り、唐津城や高島の写真を撮る。唐津ロイヤルホテル手前のコンビニで休憩、昨年はここから虹ノ松原に向かったが、道幅が狭く松の木が覆い被さって走りづらいため、今回は東唐津駅方面へ直進した。唐津大橋から左折してR202号バイパスに入る。唐津からしばらくは平坦なので、先頭に立って引っ張った。雨は次第に小振りになってきた。浜玉町干居のコンビニで休憩、コース全体の約3分の1、3時間20分が経過した。雨の中走ってくる3人の写真を撮ってから腹ごしらえ、温かい肉まんを食べた。浜玉町でR323号へと右折、徐々に上り勾配となっていくが、何とか七山温泉前まで走り続けた。ここまで1km7分ペース、スタートして4時間17分が経過した。上りで俄然元気になったのが西田さん、遅れるからと殆ど休まず走り続ける。なかなか追いつけない。何とか西田さんに追い付き、荒川のカーブで後続を待ち、4人で観音峠へと向かった。峠まで1kmを切ると、勾配が一段ときつくなる。最後は歩いて、6時間4分、観音峠を越えた。さあ、あとは佐賀まで下るだけ。
民宿富士・スタート前の記念撮影

左から植村、澤田、西田、川浪、永尾
唐津城〜七山村

唐津城(舞鶴橋)

高島(舞鶴橋)

七山温泉前
玉島川(七山温泉前)
観音峠
峠まであと1km
■ 後半:観音峠〜富士町〜古湯温泉
 観音峠を下ったところで休憩。ようやく雨は上がった。永尾さんのサポート車には、焼酎なども積まれていたが、まだ飲もうという気になれない。葉隠走友会のたすきを受け取った。記念撮影をしてスタート。下りになっても全員あまりペースが上がらない。浜玉以降、食べていなかったので急に空腹も感じ、30分も走らないうちに麻那古の青空市のような所で休憩を取った。20分くらい走って、今度は富士町のJA前で休憩。そろそろ現れるかと思った佐藤先生の姿がなく、すぐにスタート。
 富士町からはR323号へ。ダム工事に伴う新しい道は、緩い下りの広くて快適な道。一応先頭で、古湯温泉まで一気に下った。途中、運転を誤ったか、斜面にぶつけた車が一台、そのまま横を素通りした。スタートして8時間12分、13時半頃、古湯温泉に到着した。昨年、ここで酒を買って飲んだが、そのスーパーが潰れていた。そこに到着したバスから佐藤先生が降りてきた。佐賀城までの残り20km、佐藤先生・坂本さんが一緒に走ることになり、佐藤先生にたすきをバトンタッチした。
富士町〜佐賀
サポート車に用意された食料
そして、酒
■ 古湯温泉〜佐賀城本丸ゴール
全コース所要時間
通算距離 到着時間
 名護屋〜唐津城 16km 2:21
 唐津城〜七山温泉 32km 4:17
 七山温泉〜観音峠 40km 6:04
 観音峠〜古湯温泉 55km 8:12
 古湯温泉〜道の駅大和 65km 9:32
 道の駅大和〜佐賀城 75km 11:29
 割合ゆっくりしたペースでスタートしたが、新しく入った2人が徐々にペースを上げ始めた。意地になってこっちもペースを上げた。きつくなって熊の川温泉で小休止。何とか必死に付いていって、道の駅大和には、9時間32分で到着。写真を撮りながら休んでいたら、西田さんは休まず通過していった。慌てて西田さんを追う。コンビニ毎に休んだりしながらゴールを目指したが、残り400mくらいの所でついにガス欠。自販機でココアを飲む。そして16時35分、スタートして11時間29分で無事、佐賀城本丸鯱の門にゴールした。
 ゴール後は佐賀駅近くの極楽の湯へ。汗をかいて脱水気味なのか、川浪さんが気分悪そうにしていた。東横インに戻ってチェックイン、その後、焼き鳥かちがらすへ行き打ち上げ。帰り、缶ビールを買ってホテルで飲んでいたが、さすがに疲れて途中で寝てしまった。
 明日は、北九州に戻って新春ラン。
佐賀城本丸ゴール

ゴールの佐賀城鯱の門

焼き鳥かちがらすで打ち上げ
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