雨の萩往還練習会
2006年3月11-12日
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■ 第2回 萩往還練習会
H18年3月11日 INDEX
H18年3月12日 INDEX

板堂峠(H18.3/12)
笠山〜虎ヶ崎ショートカット図は、国土地理院の2万5千分の1地図閲覧サービス(ウォッちず)を使って作成しています。
 昨年3月に初めてこの練習会を企画した。本番につながったかどうかは、、、個人的にはリタイヤしたので効果の程は不明。それよりかなり寒い時期だったにもかかわらず、滅多に体験できない雪の萩往還道を走れたりと好評だったので、今年もまた練習会を企画した。雪を期待したのだが、、、
第1回・雪の萩往還練習会レポート(2005.3)
萩往還マラニックの全コースガイドは、オフィシャルサイトまたはクニさんのサイトを参照下さい

H18年3月11日 北九州〜仙崎〜宗頭〜萩
■ 北九州〜仙崎
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 相変わらず慌ただしい出発である。何とか14:45の電車に間に合い小倉へ。西田さんと合流した。下関から15:37発の山陰線の列車に乗った。乗ったのは西田さんと二人だけ。梅ヶ峠駅に着いた時、ゆきひろさんから乗り遅れたとTelがかかってきた。先にスタートしてとのことだったが、列車の本数も少ないし、大丈夫だろうか。小串で長門市行きに乗り換えてしばらくウトウトする。長門市でとみかずさん・山本君と合流、17:39仙崎に着いた。スーパーで買い物、仙崎港でスタート前の記念撮影をして、18:10、わずか4人でスタートした。
仙崎

18:10にスタート
■ 仙崎〜三隅〜宗頭〜藤井酒店
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 どんより曇り空、風も強かったが気温が高く、ちょっと走ったら汗が噴き出してきた。白潟の工場街に入ったところでウィンドブレーカーを脱ぐ。19時前、三隅町のローソンに到着。ゆきひろさんはスタートしただろうか。今年はビールも飲まず、ちょっと休んだだけでスタートした。宗頭には1h21mで到着、しばらく休んでゆきひろさんを待ったが、それらしいライトは見えない。携帯もつながらず、藤井酒店へと向かった。20時頃には藤井酒店に着いたが、やはりゆきひろさんは現れない。彼のことだから大丈夫だろうと、スタートした。R191号へのきつい上り、最初は歩いていたが体が冷えてきたので走ることにした。R191号に合流、大声で呼びかけてみたが、ゆきひろさんからの返事はない。そのままR191を上り、スタートして2時間半ほどで、鎖峠に着いた。
■ 鎖峠〜三見〜玉江〜萩市内
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 鎖峠からの下り、去年は工事をしていたが、その工事は終わり、路肩も広くなって走りやすかった。しかし落とし穴があった。下に大会事務局から提供してもらった写真を載せているが、この路肩を横切るように、3箇所ほど溝が切ってある(黄矢印)。この部分に蓋はなく()、特に夜中だと気が付かずに落ちたり足を引っかけたりする危険が大きい。
大会事務局から、レース時は三角コーン・点滅ライトなどを設置すると回答がありました
 旧道に入るかどうか迷ったが、ゆきひろさんが真っ直ぐ下ってきそうで、また今年250km初挑戦の山本君にオフィシャルコースを覚えてもらおうと言うことで、そのままR191を下った。三見への分岐手前、自販機前で休憩しているところにゆきひろさんが現れた。ようやくこれで全員が揃い、スピードもテンションも上がるだろう。そして3h20mで三見駅に到着した。去年に比べて20分くらい早い。
 不気味な三見〜玉江間は当然集団走。最初の踏切を渡ると、崩れかかった鳥居が目に止まった。いつものように不気味な雰囲気。下り始めてそろそろ例の幽霊もどきのかかしがと言う時、目に飛び込んできたのは、ズラッと並ぶかかしだった。去年はドレスを着たかかしが一体だけだったので、それに比べたら怖さは減った感じ。そして玉江駅に3h20mで到着した。トイレに行こうとしたら修理中、諦めて直ぐにスタート。常盤橋へ向かう途中、細い路地を左折したら玉江駅をパスしてショートカットできることを知った。看護学校前を過ぎて24時間スーパー・キヌヤへと右折。去年は0時近くになり、ここで食事をしたが、今日はまだ23時。食べるには早く、萩焼会館先のコンビニまで行こうと言うことで、何も買わずにスタートした。萩焼会館を過ぎて新しいセブンイレブンを発見、この先にポプラがあるはず、、、つぶれていた。結局食べ物にありつけず、笠山を往復することになった。ようやく越ヶ浜に着き、R191から左折してトイレのある駐車場で休憩。ここで日付が変わった。
鎖峠下の危険箇所

場所は鎖峠を越えて旧道への分岐点までの右側

3箇所(黄矢印)、側溝への溝が口を開けている(
大会当日は三角コーンを置くなど対応予定
(写真は事務局提供)
H18年3月12日 萩〜笠山〜虎ヶ崎〜萩往還〜瑠璃光寺
■ 笠山〜ショートカット〜虎ヶ崎
INDEX
 だいぶ冷え込んできたのでウィンドブレーカーを着た。明神池の夜景を撮って笠山へ向かう。坂の手前で、明神池の風穴という看板を見つけた。時間に余裕はあるし、探検してみることにした。池の中への道へ進むとタヌキが出てきた。しばらく行くと、だんだん冷気を感じるようになった。笠山は低いがれっきとした火山、その岩が積み重なった隙間を風が抜ける、これが風穴だそうだ。この時期には冷えてたまらないが、本番で暑い時には、体を冷やすのに良さそうだ。
 元のコースに戻り、笠山を上る。途中、満開の水仙の前で写真を撮る。スタートして6h14mで笠山頂上に到着。毎度のことながら風が吹き抜けかなり寒い。直ぐに虎ヶ崎へ向かった。虎ヶ崎へは笠山自然研究路を走ることにした。外周を走らず、山頂下の駐車場から椿の原生林を抜ける、ほぼ直行するようなコースで、数百mのショートカットになるらしい。きつい階段や、風穴があるように下の岩が浮き石状でちょっと不安定だが、24分ほどで虎ヶ崎着。スタートして6h40mが経過した。ここでも殆ど休まずにスタートした。明神池に戻ってくると、怪しげな若者がたむろして騒いでいた。2時ちょっと前、新しくできたセブンイレブンに着いた。
 だいぶ腹も減り、みんなは缶ビールとカップラーメンを買いに行ったが、自分だけは眠気に勝てず、そのまま地べたにごろりと寝ころんだ。10分くらい寝ただろうか、缶ビールとカップラーメンを買って店を出ると、ついに雨が降り出した。急いでカップラーメンを食べ、カッパを着てスタートした。
笠山〜虎ヶ崎

椿(越ヶ浜)

水仙(笠山)

水仙の前で記念撮影

夜中の明神池、タヌキが出てきた
笠山〜虎ヶ崎ショートカット図

笠山〜笠山自然研究路〜虎ヶ崎(クリックで拡大図)
■ 東光寺〜萩有料道路休憩所〜明木 INDEX
 雨足はちょっと強く、帽子を忘れてきたことを後悔した。暗いので時々水たまりに足を踏み入れてしまう。東光寺には2:30過ぎに到着した。雨で体が冷え、早々にスタート。松陰大橋の上はちょっと風が強かった。御許町交差点を慎重に左折、橋を渡って変電所方面へと向かう。いよいよこの先は萩往還である。
 大屋川にかかる小さい橋を見落とし、とみかずさんに声をかけられた。左に渡って涙松方面へ上っていく。萩有料道路に出たところから料金所までは殆ど歩いた。雨も降り続き、さすがのEPICでも水が染みてきた。体は冷えるし眠くなるし。料金所でウトウトしたら置いて行かれそうになり、慌てて立ち上がる。駐車場裏へと上がり、いつもなら往還道へ登っていくが、今日は並行して走る車道を走った。トンネルの先で萩往還と合流するが、そのまま真っ直ぐ車道を走った。しばらくして萩有料に合流、しばらく下ると大きな交差点に出た。初めて見る交差点で、どっちに行ったらいいのかわからない。行き過ぎたという西田さんに付いて少し戻ると、有料の下を通る本来のコースがあった。水たまりに足を突っ込んだりしてずぶ濡れになりながら、無事橋を渡り、スタートして10時間半で明木市に到着した。
東光寺〜明木〜佐々並

土砂降りの中、東光寺に到着

落合の石橋
■ 一升谷〜佐々並〜板堂峠〜天花畑 INDEX
 時刻はまだ5時前、雨は止みそうになく、真っ暗な一升谷に入っていくのも気が重かった。さすがにみんなペースが上がらない。そんな中、一人黙々走った、いや早歩きと言った方がいいかな。それにしても本当に長い、一体どこまでこの上り坂が続くのか。真っ暗な時間帯に上るこの一升谷が一番嫌いだ。1時間くらい上っただろうか、ようやく案内看板が見え、右折すると五文蔵峠の休憩所。一息ついて峠へと向かう。峠を越えれば釿切、まだまだ薄暗く、雨も降り続いていた。R262号に上がり、この先はR262と萩往還を行ったり来たり、落合の石橋で久しぶりに写真を取り、千持峠を越えて佐々並へと下った。佐々並には6時半頃に着いた。去年より1時間くらい早い。郵便局先の自販機で小休止、温かいショウガ湯を飲んだ。幸い雨も殆ど上がって、着ているものも乾きそうだ。
 かなりひどい雨だったが、ここまでは順調に来た。しかし佐々並をスタートしてR262に上がる手前、鼻をかんだらまたも悪夢が、、、鼻血だった。昨年の玄海では鼻血でリタイヤ、その後秋田でも出て、それからしばらく落ち着いていたが、先週の酒蔵巡りマラニック試走会でも出たのだった。ティッシュを詰めて走ったが、本番でも出たらどうしよう。
 日南瀬川沿いは去年の萩往還ではなく、そのままR262を上り、首切れ地蔵へと向かった。幸い鼻血は直ぐに止まったが、おかげでちょっと差を付けられた。鼻血のこともあって、県道に合流してからキャンプ場へ、さらに板堂峠までは殆ど歩いた。そしてAM8時、スタートして13h51m、板堂峠に到着した。記念撮影して後は一気に天花畑へ。
 途中の石畳はかなり滑った。思い切ってつま先から着地してみたら、意外に滑りにくい。一気に加速。途中で梅の花の写真を撮ったりしながら、30分ほどで天花畑に到着。後は瑠璃光寺まで4km弱下るだけ。ここでまた鼻血が出始め、ペースを落とした。オーバーペースの警告でもないだろうが、困ったものだ。そしてAM9:07、スタートして14h57m、瑠璃光寺にゴールした。
佐々並〜板堂峠〜天花畑

首切れ地蔵

梅と往還道
■ 瑠璃光寺ゴール INDEX
 瑠璃光寺の境内は紅梅・白梅がちょうど見頃だった。記念撮影して本堂に完踏祈願のお参り。雨が降り出してから気温は下がる一方で、風も強く体が冷えてきた。タクシーでと言う意見も出たが、5kmほど走って湯田温泉に行った。ところが10時過ぎに着いたものだから、いつもの湯楽里がまだ開いていない。しかたなく温泉へ森へ行ったが、こちらは料金1000円とちょっと高い。しかし冷えた体を早く温めたい。温泉でゆっくり体を温め、近くのコンビニで缶ビールを買い、取り敢えず乾杯。その後、近くのファミレスで打ち上げ。
 雨の降るあいにくの天気、寒くて辛い練習会だったが、今年こそは本番につなげたい。
瑠璃光寺
瑠璃光寺にゴール。
今年も梅が満開だったが、寒かった
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