第1回歩こう会 平成12年4月15日(土) 花尾山〜河頭山公園
参加者 5名+スタッフ2名
天気 曇り
14:00 植村内科クリニックに集合
午前中の雨でかなり気温が下がり参加者も少ない
今回は運動前後の血糖値を測定した
河頭山公園まではいつもの曲里の松並木〜大畑経由
男性群は途中花尾山西登山口から花尾山山頂を目指した
女性群はいつも通り河頭山公園に向かった
15:30に花尾山頂に到着、風が冷たい

満開のヤブツバキと桜(花尾山頂)
この少し前には女性群も河頭山公園に到着し、余裕のある人は河頭山頂まで登った
病院到着は16:30で花尾山組は約2時間歩き回ったことになる
運動前後の血糖値は測定した4人全員下がっていた
運動前  191  175  144  287
運動後   97  109  125  175

第2回歩こう会 平成12年5月28日(日) 畑貯水池〜畑観音 
参加者 10名+スタッフ8名(うち産医大2名、子供3名)
天気 曇りのち晴れ、昨日までの雨はあがり風がやや強いが却って心地よい
9:00 植村内科クリニックに集合
黒崎井筒屋前から西鉄バスで香月東口へ。所要時間20分
バスを降りたところで軽いストレッチ
9:40 ウォーキングスタート、10分弱で畑堰堤駐車場着、ここで現地集合組と合流
10:00 堰堤駐車場出発、貯水池沿いの遊歩道は軟らかい舗装がなされ非常に歩きやすい
貯水池から畑観音までは黒川沿い散策路が整備されている
最後の難所参道を登りきり、11:00に畑観音釈王寺到着
元来た道を下って、中畑橋近くで12:00から13:00まで昼食休憩
昼食前の血糖測定では87-134mg/dlと全員良好でした
昼食のあとは河原でサワガニを取ったりして過ごした
13:00 中畑橋を出発、貯水池沿いの遊歩道を歩いて白木橋駐車場へ。このあと貯水池北側から堰堤上を歩き14:00過ぎに堰堤駐車場に戻ってきた。全コース12km、所要時間は2時間30分から3時間くらい
貯水池1周だと5-6km、遊歩道も整備されウォーキングやジョギングに最適の場所でした

第3回歩こう会 平成12年6月24日(土) 河頭山公園
参加者 6名+スタッフ3名
天気 雨のち曇り、直前まで土砂降り
14:00 植村内科クリニックに集合
土砂降りのため20分ほど院内でウォーキングの指導
14:20 ウォーキングスタートがかなり蒸し暑い
雨が降ったりやんだりの不安定な天候のため、鳴水小学校横を通って河頭山公園まで往復する短縮コースとした

第4回歩こう会 平成12年8月6日(日) 畑貯水池 
参加者 11名+スタッフ8名(うち産医大2名、子供3名)
天気 快晴、猛暑
8:00 植村内科クリニックに集合
車4台に分乗して畑貯水池へ、畑堰堤駐車場で現地集合組と合流
中畑橋駐車場に車を置き、9:00 ウォーキングスタート
猛暑のため無理をしないように貯水池周辺の遊歩道一周5.2kmを1-1.5時間かけて歩く。余裕のある人は2周した(3人)
この日朝寝坊してダッチオーヴンの仕込みが間に合わなかった院長は遅れて出発し、9:20に現地到着。火を熾してから、2周走った
ウォーキングのあとダッチオーヴン料理ができるまでは川遊び。炎天下、冷たい川に浸かっているのは実に気持ちいい。釣に行ったメンバーの釣果は15-20cmのブルーギル6匹だった
昼食はダッチオーヴンで作った野菜たっぷり鶏の蒸し焼きと野菜サラダ。表1のおにぎりは各自持参
猛暑の中で運動したためかかなりお腹が減っていたようで、用意した鶏2kg×2羽はあっという間になくなった。血糖値は大丈夫だったかな?
13:00 解散

第4回ウォークラリー北九州大会 平成12年10月1日(日) グリーンパーク 
参加者 4名+スタッフ4名
天気 快晴
9:00 若松のグリーンパークに到着
10:00 開会式、競技説明、10:30に競技開始
3回目の参加でだいぶコース図が分かるようになってきた
午前中は7ヶ所のチェックポイントと3問のメディカルクイズ、二つのゲームがあった
メディカルクイズでは患者さんとスタッフ、院長の答えがすべて食い違ったものがあった。面目を保ったのは院長だったが・・・、指導の仕方が悪かったのかと反省
約1時間で午前の部ゴール。ゴール時の代表者の血糖値は70〜100mg/dl下がっていた
昨年ゴールが早すぎたので1時間の昼食休憩とした
午後の部スタート後は、フリーマーケットを回るなどかなり余計に歩き回り、3ヶ所のチェックポイントと2問のメディカルクイズを解いて、無事ゴール
隠しタイムの165分にかなり近い2時間50分でのゴールでした

第5回歩こう会 平成12年11月11日(土) 響灘緑地グリーンパーク
参加者 6名+スタッフ2名
天気 晴
14:00 植村内科クリニックに集合
車2台に分乗してグリーンパーク北ゲートへ、ここで現地集合組と合流
14:50 ウォーキングスタート
明け方かなり冷え込んだが、日中は天気も良くなり、むしろ暑いくらい
約1時間歩き回ったが、バラは満開、森の美術館や熱帯生態園に入ったりで実質歩いたのは40分程度。休み休みのウォーキングで物足りなかったかもしれない

第6回歩こう会 平成12年12月9日(土) 河頭山
参加者 7名+スタッフ3名
天気 晴
14:00 植村内科クリニックに集合
12月というのにかなり暖かく、結構汗をかく
病院から幸神、大畑経由で河頭山公園へ
男性群は約1時間で到着し、そのまま河頭山山頂まで登った
山頂に着いた頃、女性群も公園に到着
休んでいる間も寒さを全く感じない
帰りは鳴水経由で約20分
先月に比べると歩いたという充足感がある
因みにこの日血糖値が一番下がった人は前 326mg/dl→後 110mg/dlでした

快晴、紅葉が映える(左)、ぽつぽつ咲き始めたヤブツバキ(右)

平成13年3月17日(土) 糖尿病教室 & 黒崎さんさん会総会
参加者 21名(家族を含む)
雨のため総会終了後に予定していた歩こう会が中止になった
そのため30分を予定していた院長の講義はなるべくゆっくりわかりやすくと1時間に延長した
■ 糖尿病教室---“甘くはないぞ、高血糖”
1.二つの水の謎
まず最初に取り出されたのが2種類の水、これの飲み比べをしてもらった
代表者は4名、しかし中身は誰にもわからなかった。院長の舌でも違いはわからなかった
実は100mg/dlと200mg/dlの砂糖水だったのである。つまり正常者と糖尿病者の血糖値を想定したものである。このわずかな差でも細胞内の代謝が変わってしまい、細胞の機能障害から合併症を惹き起こすのである
2.糖尿病=尿糖?という誤解
糖尿病は血糖値が高くなる病気である。尿糖が出たから糖尿病とは言い切れないし、糖尿病だから必ず尿糖が陽性になるとは限らない。そのため初期の軽い状態では見逃すことも多い
高血糖とはインスリンの不足でブドウ糖が処理されなくなった状態である
3.糖尿病のタイプ
糖尿病は何種類くらいあるのだろうか
この質問に対し、多かったのが1型と2型の2種類という答えだった
・1型糖尿病---β細胞が破壊されインスリンが分泌されなくなる
・2型糖尿病---インスリン分泌不全+インスリン抵抗性
しかし2型にはインスリンが出にくいからなったという人もいれば、インスリンはたくさん出ているのにうまく働いてくれないのでなったという人もいる。その病態は人によって様々なのである
これ以外に遺伝子異常が明らかにされたり、他の疾患に伴って発症してきたりなど、糖尿病の種類は数え切れないくらいある。従ってこれからは個々の病態に応じた治療が必要になる。
“(どのような)糖尿病もこれを飲めば必ず良くなる”などという民間療法に騙されないようにしたい
4.悪循環
今回の教室でも質問が出たが、インスリン治療はいつどのような状態になったらしないといけないのかということを良く聞かれる
1型ではすぐにでも導入すべきである
2型では薬を色々使っても、HbA1cが9%以下にならなければ導入すべきであろう
しかし2型では血糖が高くなれば、インスリンの分泌も効きも悪くなり、更に血糖が上昇しやすくなる。こうした悪循環が長く続けばβ細胞もくたびれ果ててしまう。この様な状況に陥る前にインスリン治療を導入すれば、インスリンの分泌も効きも回復して、薬物療法から離脱できることもある
インスリン治療は血糖が高いまま経過してどうしようもなくなってから使うというだけではなく、この様な悪循環を早めに断ち切るために一時的に使うこともあるということを強調しておきたい
5.高血糖の結果
高血糖の結果として、神経障害や網膜症、腎症といった糖尿病特有の合併症、さらには動脈硬化なども起こしやすくなる
生きていくことの楽しみを奪い、命をも奪う
この合併症の結末も怖いが、初期には自覚症状がないというのも怖い
最初に飲んでもらった甘くない砂糖水、この程度の血糖値では自覚症状は出ない。それでも合併症は起こってくる。しかしそれも初期には気がつかれない。
最近1ヶ月、神経障害に関して横断調査をしてみた
・神経障害有り:60%強
・そのうち自覚症状がない、あるいは神経障害はないと思っている人:70%
比較的症状を伴って初期に発見されやすいといわれている神経障害でもこの有様である
6.まとめ---院長もショックを受けた
神経障害の頻度はこんなものかと思っていた
合併症を防ぐにはHbA1cを6.5%にコントロールすることが重要である
最近かなり進行した合併症でも、血糖の厳格なコントロールである程度回復することが報告された
しかしながら植村内科クリニックの現状は・・・
・HbA1c 6.5%以下 20%弱
・HbA1c 6.6%以上 80%強
■ 黒崎さんさん会総会
1.活動報告
歩こう会が6回、ウォークラリー参加が1回
年々参加者が減っている
院長より・・・患者主体の会に。要望をどんどん取り入れたい
世話人会より・・・気軽に参加して欲しい
1.会計報告
会費は据え置き
繰越金もかなりあるので、新年度は何か大きな行事をしましょう